「経営者として生きる!~私の使命は医師としてだけではなかった~」が開催されました

学び
一般財団法人操風会 岡山旭東病院院長 土井章弘氏

2018年11月13日(火)14:00~16:15  児島産業振興センターにて、一般財団法人操風会 岡山旭東病院院長の土井章弘氏の講演が行われました。

土井院長は、人間尊重をもとに、理念経営の必要性を感じられ、「医師中心の医療」から「スタッフとの協同によるチーム医療」への転換を試みられました。

第1回経営指針(平成2年)に発表された経営理念より

一、安心して、生命をゆだねられる病院。

一、快適な、人間味のある温かい医療と療養環境を備えた病院。

一、他の医療機関・福祉施設と共に良い医療を支える病院。

「職員ひとりひとりが幸せで、やりがいのある病院」を加えて発表されました。

職員の間では、病院には経営理念が必要ないと反発もありましたが、土井院長は「こころよく我に働く職場なれ」の信念のもと、営指針書を作成され、職員の理解を得られました。

そして舞台づくりをするのが経営者の務めとして

①理念の浸透 研修の充実

②学習型病院 共育の実践

③病院はカルチャーセンター コンサート・映画・各種教室の開催

④職場環境の改善 癒やしの環境 ワークライフバランス憲章に沿った経営

⑤GHH   職員の幸福度調査 サンクスカードなど

など具体的な実践を行われています。

病院においても、他の企業などの経営と同じく理念経営を掲げて、職場に命を吹き込み職員が自分たちで考えて、地域に溶け込みながら、こころよく働くことの必要性を教えていただきました。

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